2013年12月31日 (火)

巷で噂の『キルラキル』ですが

先ずは『学園ノイズ』に関して少々。

『学園ノイズ』は10年以上前私と猪原とでかき上げた
月刊ゼロサムといういわば腐女子向け雑誌に実験的に掲載された
少年漫画です。
現在Jコミというサイトにおいて無料公開されています。

リンク
http://www.j-comi.jp/book/comic/46021

実験的ということもあり、こうして絶版漫画サイトに掲載されていることからもわかるように
売れ行きは芳しいものではありませんでした。
この辺については言いたい事も山ほどありますが、本題からブレるので省かせていただきます。

そして、それに非常に良く似た、というかキャラクター設定や舞台設定は丸々そのまま
といって差し支えないアニメが日本で始まったのを私は日本の友人から聞かされました。
彼は親切にもPVを転送して下さいました。
そうです。『キルラキル』というアニメ作品です。

あまりの事に目眩がしました。多少の今風のクリンナップを加えてはいるものの
驚くぐらいの共通点。
さらに当時相方で、その後原作者となり別の漫画家さんと組んでかいた猪原の『悪徒』。
この二つの作品でほぼ全ての初期設定がまかなわれてしまっているのです。
正直、つい先日までPTSDの様な症状すら出ていました。

一つ二つなら偶然で済まされますが、数え上げればきりがないほどの類似性。
おそらく、普通なら原作クレジットが入ってもおかしくない程の類似性です。
正直、私にはジャングル大帝とライオンキングよりもよほどそっくりであると思えます。
『学園ノイズ』そのものを作った人間として過剰に感じるのか
そう考えていた事もありました。
しかし友人によるとJコミで配信される前にすでに『キルラキル、学園ノイズに似すぎ!』
等のツイッターへのかき込みが急に増えたそうです。
ここ数年、ネット上で誰の話題にもほとんどのぼらなかった作品名が、です。
そしてそれらの事が既に何カ所かでネット上で記事にされています。
ここに挙げさせていただくのはその一部です。

ねたたま!さん
http://netatama.net/archives/8100213.html
連載.JPさん
http://rensai.jp/?p=60781

後日、放送をみた友人からまたも連絡をいただきました。曰く、
「『学園ノイズ』の舞台設定に『悪徒』のギミック、それはその両者を知っているものにとって堪え難いほどの類似性を感じる」
「さらに付け加えれば、キャラクターの動機付けや動かし方はまんま某先生(お会いした事どころか連絡すらした事がないのでご本人に迷惑のかからないよう、伏せさせていただきます)の方法論。」
「細かい部分も何かのオマージュばかり感じられる。大体元ネタがわかる人間が見ると
オリジナリティを探すのが難しいぐらいだ。」
まったくもってツギハギのチープな作品が今そこそこの評価を得ているのです。
それはあたかも新興宗教が統一性もイデオロギーもなく他の宗教からの設定のパクリ
流用ででっち上げのツギハギ教典を作り上げ、知識の少ない人々をだまし
ツギハギを作ったご本人さまが教祖としてまつり上がられているかのような有様です。

ここで断っておきますが
モチーフ、アレンジ、オマージュ、インスピレーション、インスパイア、リスペクト、そういった言葉で現される行為に関して、私は基本的には容認する人間です。
『学園ノイズ』自体がよそでも書きましたのでここでは省きますが、そもそもいろんな作品の影響を受けています。
私自身の絵ですら、子供の頃白土三平先生の絵を狂ったように模写した上でできあがった絵です。
そして自分で言うのもはがゆいですが、一般的な認知度はイマイチであったにしろ
私は作家さん達の間では人気のある作家だったらしく
様々な他の作家さん達の作品で過去作を流用された事があります。
ですが、その際は直接的、間接的にも「いい影響を受けさせていただいています」等の言葉があったりしました。
もちろんその彼らのかかれた全ての作品は、『キルラキル』などと比べられないほど彼ら自身のオリジナリティがふんだんに溢れていて
そのような作品に対してまで抗議をしようなどと思いません。
むしろこちらからもいい刺激を与えられていると感じるくらいです。

今の今まで『キルラキル』関係者達からは一言の言葉も頂いていません。
このような態度からも「片割れはフランス行っちまってるらしいし、しかも10年前のマイナー作品だ、パクっても誰にもばれやしねえ」
という態度が透けて見えてしまいます。
なにより私の頭を悩ませて仕方無いのが、無節操な流用です。
我々は『学園ノイズ』という作品のテーマに沿って作り上げた設定、練り上げた設定が
テーマもなにもなくただのオプション的おもしろ要素の一つとして流用されている
という点です。
『学園ノイズ』の舞台設定、キャラクター設定ではテーマにそって、作品として意味のある物として使われていた小道具。
それがまるで遊園地のアトラクションのごとく意味も無くただムヤミにそこかしこに配置されている。
これが我慢なりません。
悩み、苦しみ、考えぬいた末の配置を
意味も無く餅巻きの餅の様に適当に作品内にぶちまけられている、
これは実に屈辱的ですらあります。

私は権利をよこせとか、原作クレジットを入れろとか
そんな事を言いたいのではありません。
『学園ノイズ』という作品があったと言う事を是非皆さんに知って欲しい、そして
『キルラキル』関係者の方々にもう一度作家としてのリテラシーやモラルのあり方を考え直して欲しい。
件の友人は『劇団☆新感線』の熱心なファンだったそうです。
そしてまた、アニメ『グレンラガン』のファンでもあったそうです。
その友人は私に最後に「なんか悲しいよ。」とこぼしました。
「好きだったものも全部なにかのツギハギだったんだろうね。何かだまされていた気分だ」と。

ファンや、ファンと呼べないまでも少なくとも関心をもって作品に接していただいた方々に
こんな思いをさせてしまう行為、リテラシーやモラルの低さ、これらは物を作る人間として許しがたいものです。
はたしてこれを作品と呼べるのか。これを作った人を作家と呼んでいいものなのか。

さらにもう一つ、10年近くも前とある作家さんと呑んでいた時に、
その作家さんのお友達だという
アニメーターさんがその場にいらっしゃいました。ありがたい事に我々のファンでした。
「いつか下町狂い咲きキネマや学園ノイズをアニメ化するのが僕の夢です!」
と言ってくださいました。
そのアニメーターさんがいまどうしているのか、それ以降会う機会も無く
わかりませんが、その言葉自体がとても嬉しく今でも憶えています。
それを思うと本当に残念で悔しいです。

「見るな」などという権利は私にはありません。
ただ、こういう思いをしている人達がいて、それに対し裏でニヤニヤと見るに耐えない笑みで金勘定をしている人達がいる。

ここでひとつ、我々とは違って有名なキャラクターのセリフをパクりましょう。
「だがこんなおれにもはき気のする『悪』はわかる !!
『悪』とはてめー自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつのことだ !!」

我々が「弱者である!」と表明するのも変な話ですが。
まさにこの言葉そのまま当てはまる出来事だと思います。

恒例のコメント返しですが、今回は内容が内容なため控えさせていただきます。

2013年8月27日 (火)

僕もパンクロックが好きなんだ

今度は一年空きましたな(笑。忙しくて、といっても仕事が増えたわけではないんですが、出来る限り自分の作品のクオリティをあげるためには、作品に掛ける時間がどんどん多くなり、そんなこんなでブログを更新する暇もツイッターなんざやる暇もないわけです。関係ないけど忙しい忙しい言ってる漫画家の先生方はどうしてブログ定期的に更新できたりツイッターで一日何度もつぶやいたり出来るんでしょうね?忙しいんならつぶやいてないでペン動かせよ、忙しくてもつぶやいてていいのはつぶやきシローだけだろ、とかなんか敵しか増やさない発言はここで終わりにして本題にうつるのです。

先週末、シャルルビルメジエールへ行ってきました。朕の住むランスからTGVで30分くらい?だったかな。車で一時間ほど。100キロほど離れた街ですがフランスではこれでも近所の街の部類に入ります(笑。操り人形のコンベンションやアルチュールランボーの生まれた街として有名なこの街で、なんというか、日本で言う夏フェス、合同野外コンサートが行われたのです。そしてこの夏フェスの日本との一番の違いはと言うと、同じアーティストというくくりでバンドデシネ作家さん達も招待され、同じ期間サイン会をするのです。コンサートが行われているすぐ隣の建物で、デシネ作家さん達が行うサイン会に朕も今年招待されたのでした。実は去年も呼ばれてたんだけど、忙しくて半日で帰ってしまい、コンサートは見れずじまい。去年よりかは時間のあった今年はアトリエの皆も参加する事になったので二泊たっぷり参加したのです。

一日目のサイン会を終え、食堂に引き上げる時にやっていたバンドがフランスのバンド、SKIP THE USEでした。パンフにはロックバンドとあったので、あまり気にしてませんでした。ロックつっても幅広いからね。ところが食堂に向うその道すがら聞こえてきたのは、ライブ故のチョイスだったのかも知れませんが、ロックと言ってもかなりパンク色の濃い音。フランスに来てからお金節約のためここんとこずっとCDもなにも買ってなかったので、久しぶりにキました。

聞いた事の無い曲なのに心地よくなつかしいリズム。言葉をマイクに叩き付けるように歌うボーカル。その大音量が久しぶりに体を駆け抜けて、なんかホントにその場でぐっと来て男の子心が刺激され、涙まで出てきたのです。

朕がパンク大好物なのは、朕の男の子心を刺激するからです。あえて子をつけるのは、おっさんになるたびどんどん失われて行く、大事に大事にとって置かないとなくなってしまうものだからです。歳をとるたび失われて行き、完全にそれを失った者達はまるで邪魔な物のように未だ持ち続けている人たちを悪く言います。一部で使われる中2病とかもその一つですね。口座に一円すらも入らないのに、負ける可能性の方が強いのにあえて立ち向かってゆく、夢を追い求める、そこに生まれるロマンやヒロイズム。大人になればそれは愚かな行為に変わり、いつの間にか口座に金が入らなければ何もしない、子供の頃に持っていたちっぽけな夢を一つ一つ金に換えて安定という名の奴隷のような生活こそが正義に替わってしまう。大事にとっておかないと、その大多数の正義にののしられ押しつぶされてしまう。「もうあの人ったらいつまでたっても子供みたいなんだから」で言われる子供は、安定にどっぷり浸かりきり、全ての夢を売り払った子供っぽいだけの大人なわけです。それはすでに男の子ではないのです。

そういう大人になりきれないものをどこかに大事に大事に持って換金せずにいる人達が歌うのがパンクです。だから素敵なのです。

久しぶりに聞いたパンクロックはやっぱり良くて、本当にいつの間にか泣いていました。

そしてその日はそれだけでは終らなかったのです。
そのSKIP THE USEの後に出てきたバンドはなんとあのパンクバンド、オフスプリングだったのです!
知らない人に説明すると、クレイジータクシーの「ヤーヤーヤーヤーヤァ!」とか「ギブツミベィベーアハンアハン」の人。

なんかね、もうアーティスト特権でバックステージとか入れるの!スッゲエ間近でオフスプの生演奏。その中でも一番近くにいたのがドラムの人で、その演奏が本当にただもう楽しくて楽しくてドラム叩いてるような感じ。よくそんなんでリズム刻めるな、ってくらい、子供が目の前にすっごい楽しいおもちゃ見つけてただもう夢中で、みたいな顔で演奏するのよ!その姿みてるだけでまた涙出て来るのよ。

ステージを終えて目の前1メートルをボーカルデクスターが帰ってゆく。朕と彼の間、さえぎるものは何も無し。風貌はホントにいい歳をしたただのデカイおっさんなんだけど、すげえカッコいい。この幸福な時間のすべてが無料ですよ!アーティスト枠で参加したからね!デシネ作家やっててホントよかった!

ちなみに食堂はアーティスト共通の控え室みたいにもなっていて、実を言うとすでにその数時間前、昼飯後にオフスプリングのメンバーに会っていました。フランス人は昼飯を時間かけてゆっくりたべ、その間もずっと談笑してるのが普通です。長いと一〜二時間そんなことをしています。さすがにその間ずっと待ってるのも退屈なので、何度かタバコを吸いに外の喫煙所へ出ていたのです。そこでタバコをすってたのがヌードルズ。この時まだ、朕は今日オフスプリングが出る事を知りません。ヌードルズそのものを見ても「なんかまだら頭の変なおっさんがいるな。オフスプの人に似てるけどまさかな」くらいに思ってました。なかなかフランス昼飯タイムが終らないので、その間2〜3度喫煙所でタバコを吸っていたのですが、いつ行ってもずっと喫煙所でその人と目が合うのです。というか、おそらくその間ずっと外でタバコ吸ってるんですその人。「えっらいヘビースモーカーだな」と思ってました。で、家に帰ってwikiでオフスプを調べて読んでたら、ヌードルズの説明の欄に「ヘビースモーカー」って描いてあるじゃないですか!オフスプの似てる人じゃなく、ギタリストヌードルズそのものだったんです。朕、ヤツのそば数10センチで腰掛けてタバコすってたよ!

さらにはライブ後、便所でドラムスの人と会話しました。どっか汚い所でもさわったのか、それともあんな感じで思いっきりドラム叩くとそうなるのか知りませんが、えらく手を汚した人が手を洗っていて、真っ黒な水が事を終えて軽く手を流そうとしていた朕の目の前をとおり、「おぉう」とつい口に出した所、はにかんだように笑って手を拭いていたのがピートパラダでした。「汚くしてごめんね」「いやいや大丈夫だよ」みたいな会話をしたよオレ!!


正直に言うと、オフスプリングは、それまで「まあまあ好き」くらいのバンドでした。日本からiTunesに入れて持ってきたCDも二枚しかなかったし。いやあ、あんなもん見ると大好きになっちゃうね!

改めてパンクロック好きだなあ、と思えた日でした。自然に涙が出るほど心震わせてもらえるものって本当に少ない。かわいらしいアイドルちゃん達が売春婦みたいな格好で頑張ってますアピールをする曲とか、コブシ効かせて不倫だの浮気だのばっか歌う日本人の心を騙るアレとか(ちなみに心を騙る程の歴史はアレにはない。アレだったら盆踊りの方がよっぽど日本人の心だ)、電子音声を合成してキレイキレイな詩をなんの感情もなく歌い上げる例のバーチャルなお姫様とか、あびるように聴いた所で朕はどれにも涙なんかでないもんね。

二日目はなんかすげえ有名らしいウータンクランというラッパーのグループがでてました。らしい、というのは朕、ラップは日本語ラップ含めて殆ど聴かないから。知ってるのノトーリアスBIGと2PAC、あと吉幾三くらい。なんか怖そうな人達がいる、と思ってなるべく目を合わせないようにしてたらその人達がまさしくそのウータンクランでした(笑。こええこええ、と一日過ごしたのですが、彼らがライブを終えて、メンバーの1人がビールを飲んで一息ついている所に、白人の少年がやってきて、目をキラキラさせながら、「サインください!」って。「おお、勇気あんなあ」とその一部始終を今後どうなるか不安もありつつワクワクしながら見ていると、ラッパーの彼はわざわざ手にしていたビールを置いてそのごつい背中をクルリと丸め、サイン書いて握手までしてました。すっげえ怖いけど、たぶんあの人すっげえいいヤツだ。


そんなこんなでとにかくオモシロイベントでした。ほんといい経験した。口座には一円も振り込まれないけど(笑。

●渡辺活火山さん

間が大変空いてしまって申し訳ありません。忙しいときは自分のブログをチェックすることさえ怠ってしまうのです。子供の頃から漫画家になりたかった私には、みなもと先生はヒーローのような方々のお一人です。こちらこそ大変貴重な機会でした。まさかそのみなもと先生が自分の事をおぼえてくださっていた、なんて事も大変光栄です。
時間が空きすぎてもうここを見てらっしゃらないかもしれませんが、遅ればせながらこちらからもお礼申し上げます。貴重なご報告ありがとうございました。

2012年5月17日 (木)

朋あり遠方より来りてノルマンディー上陸作戦。そして滞在許可証更新。

今月はいろいろありますた。
忙しすぎて死ぬかと思った。秘書欲しい。お金払えないからボランティアで。

まずは日本の友人がゴールデンウイークを利用して旅行ついでに近所まで来てくれました。
友達が遠くから来てうれしいぜ、ってこんな当たり前の事言うまでもなかろうよ孔子ちゃんよ。
ついでに一日同行してルクセンブルグ観光までしましたよ。
なんかすげえ要塞だった。もし一兵卒であそこ攻めろとか命令されたら泣いて逃げる。
細かい事書き出すとまた終らないのでこの辺で。
とにかくO君、K君、楽しかったっす、ありがとー!

滞在許可証の更新も終了。さすがに初回に比べるとずっとラクだったけど、それでもめんどくさかったなあ。許可証をもらいに行った日が新大統領が決まってすぐだったので、役所が新体制で外国人はどうなるのか悩んでる在仏の外国人でごったがえしてて驚きました。なんかちょい前に並んでた女性がプリプリ怒りながら「フランスの役所はレイシストばかりね!」って捨て台詞吐きながら出てったり。白人の美人さんだったので、「あんな人でも人種差別を感じる瞬間があるんだね」となかなか感慨深かった。
ちなみに窓口の人達はランスがそこそこ田舎なせいか、いい人多くてね。私自身は差別を感じた事はないです。
てゆうか、3年暮らしたけど「うわー、今人種差別されたわー!」なんて瞬間記憶にないなあ。歩いてて、「よお中国人!」って声かけられて、一緒に歩いてたフランス人の友人が「ふざけるな、彼は日本人だ!」って言ってくれて、その後歩きながら「まったく日本人と中国人一緒にするなんてとんでもねえ奴だぜ!」って話してくれたけど、差別感じたのそれくらいだろうかw。ちなみにここランスは地方都市なもんでアジア人つったらほぼ中国人。アジア人を見て「よお、君は中国人かい?」って声かけるのは極普通のことです。
「日本人で漫画家だよ」って答えると急にテンションあがってくれたり、意外と嬉しいもんです。パリなんかだと声かけて来る事自体怪しいスリの人とかいるけど、こっちはのんびりしてる。そこそこのびのび暮らしてますよ。

で、ノルマンディー上陸はサイン会です。
カーンと言う都市で、ノルマンディー上陸作戦のときの激戦地だったんだって。
まあオレの場合、上陸つうか、地続きでTGVで行ったんだけどさw。

ついてすぐ、古い石造りの砦が見えて「ちくしょう、いいなあ、観光してえなあ」と思ってたら、イベント会場がその砦の中でしたw
休み時間におもくそ観光してやったぜ!
イベント自体は「サロンドリーブル」という、こちらではよくあるイベント。簡単にいうと本の即売会みたいな感じかな。いろんな出版社やそれ関係の業界が「今こんな本出してますよー」的な紹介するイベントで、フランス中どこでもやるような一般的なイベントです。
サイン会に呼ばれる際はこのイベントな事が多いです。もう三回目か四回目くらいだと思う。

特にこのカーンの事を書いたのは、なんかいろんな人が来たなー、って感じだったので。
自称アーチストのおばあさんに「あなたエキゾチックで素敵だわ」とか言われてなんかなんかだったりとかw、他にもパリで個展開くような芸術家さんが来たりとか。まあこんな事言ったらなんだけど、芸術家って変な人多いなーw。
日本人の方とその2人のお嬢さんも来られて、前年の地震で疎開してきたとの事。まだまだ過去の事じゃないのに、日本って何やってんだろね。最後にお嬢さん達がDSか何かで記念写真を撮って行かれて、「おお、さすが日本人だw」と思いますたw。
本を持ってきてサインに並んでくれるのも嬉しいけど、その場で初めて知って、その場で本を買ってくれて、その場でサインに並んでくれるのもとても嬉しいもんで、小さい子供がサインした後熱心に目の前で自分らの本を読んでるのとか、なかなか胸が熱くなる感動もんなのです。

マジで今月忙しかったけど、こうして書き出してみるといい経験してるなー。
よしよし。
以下コメントのお返事させて頂きます。

●藤沢さン
そのリサとガスパールを私が知りませんで検索しちゃいましたよw。
外見自体はなんかアレな建物ですが、中はホントいろんな施設があって楽しいですよね。

●ラカンさん
もう何年も日本で表にでるような仕事していないので、なんだか頭が下がります。
ありがとう!
このブログも日本の友人達に「まだ生きてるよー」って報告のつもりでやってたもんだから
漫画家のくせに絵の一つもない充実してないブログですいませんがw。
今後もよろしくです。

で、昨日は滞在許可証更新出来た事をアトリエで話したらすげえ酒飲まされて、
歩いて5分の帰り道を車で送ってもらうほどに泥酔。家に帰ってすぐベッドに倒れ込み、
起きたの深夜3時。
おかげでフランス時間午前6時にブログを更新しておるわけですよ。
うぷ。

2012年2月29日 (水)

ポンピドゥ芸術文化センター

で、半月程前に漫画講座をやりましたよ。
フランスのジャーナリストの方にインタビューなんかもされましてね。
相変わらずインタビューされると緊張からか、全ての言語が頭からふっとんで、
「あー、うー」って大平首相みたいになりますな。

ポンピドゥ芸術文化センターってのはええと、現代美術のメッカみたいなところです。
施設内に美術館あり、多目的ホールあり、大型図書館あり、って感じの、
日本文化センターとは似ても似つかぬ施設です。
パリを美術目的で観光なんかされる方には、大抵選択肢の一つに入るんじゃないかな?
まあ、超有名どころの施設です。
この手の施設の学芸員さんたちの控え室なんて見れる機会ないもんね。
ギャラリーフェイクのフジタさんみたいな気分で写真とかとりまくったよw。

そこで今マンガプラネットなる催し物がされていましてね。
その催し物の一つとして、漫画講座みたいなものを一回頼まれたわけです。
私はもう出ませんが、催し自体は4ヶ月だったかくらいの期間やるらしいんで、
パリ観光に来る予定のある人は話の種にのぞいてみてもいいんじゃないでしょうか。

いろんな所から声がかかってなにがしかのイベント呼ばれるのは楽しいものです。
机の前だけじゃできない意外な経験もできますしね。
やっぱり本を一冊でも出すのと出さないのとじゃ、声の掛かり具合が違いますな。
来月も二件のサイン会入ってます。嬉しい。

そして滞在許可証の期限がそろそろきれるので再発行してもらうために
いろいろ書類あつめまくり。
なんかとても慌ただしい毎日を過ごしております。
ブログ書く暇ねえ。いつ書けばいいんだかわかんねえ。

で、コメント返し。

●おくやまさん
いやいや、おめでとう、で問題ないですよ。
すげーいい経験たくさんしたし、今後も真っ暗闇右往左往感がずいぶん薄れたもの。
まだまだ先行きなんてどうなるかわかんない仕事だけど、
多少は自信にもつながったしね。

あとは収入さえ安定すれば完璧なんだけどねw

ほんじゃまた、気が向いた時に更新するでしょう。
ほんとどういうタイミングで書いたらいいかわかんねえんだよなあ、ブログって。

2012年1月28日 (土)

ダメだったよー

残念ながら、賞にはとどきませんでした。
少年少女向けグランプリは『Zombillénium 』でしたよ。
まあなんとなく、自分でも「この人だろうなー」と思ってたので仕方無いかな。
作者のArthur De Pins さんは、大変可愛らしい絵をかかれる、
ここ数年こちらで大人気の作家さんで、Zombilléniumもすでに二巻目。
こちらでおそらく一番メジャーな漫画雑誌『Spirou』で連載もされている人気作品なのです。
さすがにぽっと出のBD作家が初めて出した本じゃ分がわるかったなあ。

とまあ、賞自体は残念ではあったけど、それ以上にすげえ経験をいっぱいしてきましたよ。
本当にでかい祭りで、ちょっと日本には比べるものがないクラス。
強引にいうなら、東京ゲームショウの企業ブースが町中の至る所に作られていて、
出版社だけでなく、本屋さんから古本屋さん、こっち独特の商売である原画屋さん(有名作家さんの原画を売るお店)なんかがスタンドを作ってあちこちで様々なイベントもなされているのです。さらには国でもってブースを借り上げ、自国のBDや漫画文化を紹介する催しもされてました。一応時間が空いた時にスペインのと台湾のブースに行ってみましたが、
やはり国によってイメージが違って楽しかったです。
なんというか、ヨーロッパ中のBDや漫画に関する全ての業界が一度に集まった感じでした。

そうなるともちろん、大げさではなくヨーロッパ中から作家さんもファンも押し寄せます。
初日の晩に編集さんたちといったバーではマジでむこうから英語、あっちからスペイン語、
となりからなんかまったく聞き取れない言語、ふと気づいたら下に落ちていたパンフレットがドイツ語、私らの席ではもちろんフランス語。そんなカオス状態。

私自体は二日目、『CrimeSchool』の出版社、DARGAUD社のスタンドでまず新聞のインタビュー。
昔スピルーの漫画版をかいた時にフランスによばれて受けたインタビューも数多くありましたが、
それはそもそもスピルー自体がこっちではタンタンと人気を二分するくらいの超人気作だったから、自分の手柄ではなくスピルーのおかげで受けれたインタビュー。今回は自分たちだけのオリジナル作品ではじめて新聞社からインタビューを受けたわけです。それだけでも嬉しさひとしおです。
その後そのままそのスタンドでサイン会。こっちのサイン会では、漫画家は毎回きっちり絵を描くのが普通です。書き飛ばしたりせずに丁寧に。人によっては色まで塗ったり。
なので一度のサイン会だと私の場合、10人そこそこくらいが普通だったんですが、
いきなりそこで25人くらい?それ以上?のサインを。
へとへとになった後、ぼーっとしてると実は最初に言った少年少女向けグランプリの発表が今日であると聞かされます。しかも小一時間後だとか。
どうやら「少年少女向けグランプリ」が前夜祭の目玉で、本祭の目玉が「本グランプリ」って
事らしいです。

へとへとなまま急に緊張しだして、わけのわからないテンションで会場入り。
そこでは他に新人賞、学生大賞みたいなものもやっていて、その審査員が普段通っている
アトリエの仕事場仲間。普段は下ネタ大声で話したり、突然歌いだしたり、コーラ飲んだ後盛大にげっぷしたりする連中なのに、「すげーな、ホントにこの人達有名人なんだな」と改めて確認(笑。

で、まあ賞自体は最初に言った通り。「ああーだめだったかー」って気分でがっかりしながら
とぼとぼと、夕飯のためにディナーパーティの会場へ。ここでなんとダブルブッキングが起こります。ファンとの集い、的な夕食会とディナーパーティが同じ時間になっちゃってたのです。まあとりあえず深く考えずにジャンダビッドの後ろにフラフラついて行ったら、当然のごとく「ファンとの集い」会場へ。
これまた日本では聞いた事がないイベントなんだけど、熱心なファンの方々と一緒にいろんな話しながらの食事会なわけです。うちらのテーブルにも小さいお子さんからそのご両親、はては結構なご年配の方まで。基本トークはジャンダビッド任せでこっちはまたせこせこサインをかく事に。食事会といいつつ、飯食う暇ねっす(笑。
疲れたので一服、と中庭に出ると、中庭を挟んでDARGAUD社のディナーパーティ。
担当さんに見つかって、「実は日本から作家さんが来ている。挨拶しにきてくれ」と。
正直「今回ノミネートされた日本人の作家さんで是非会いたいって思う人石ノ森先生くらいなんだけどなー。」とか不謹慎な事考えながら、数人分のサインを残したまま、ディナーパーティの会場へ。

そこに。

いたよ!!!

みなもと太郎先生だよぉおおおぉお!?

「は?え?」とかなりながら瞬時にてんぱる。まさかそんな大先生とほぼさしで会食できるとは!
前の晩にこちらに着かれて、文化庁メディア芸術祭のながれで、こちらでスピーチをされる事になったのだそうで。
一度席をはずし、ファンの集いの方がたにまだかき切れていないサインをかきにもどったものの、合計したら一時間はみっちりお話してたのではないだろうか。
先生は実にいろんなジャンルに目を通されていて、モエからなにからほぼご存知で、世代の違いなんて気にならないくらいのびのびといろんなお話ができて、「ああ、やっぱりすげえなあ」と改めて自分のまだまだいたらないとこに気づかされました。
この件についてはもっと語りたいけど、ブログが終んなくなっちゃいそうだからとりあえず
ここで。お疲れで帰られた先生に、帰る前にサインもらっちゃったんだぜ!うへへ!

で、とりあえずファンの方々の集いにどもり、軽く会話したりで三々五々の雰囲気に。
「最後に一服」と中庭にでると、そこにホセルイスさん(過去、スピルーの漫画版をかいた際、本編のスピルーとファンタジオをかかれていた)とブルーノ(同年代くらいのマルセイユに住むデシネ作家さん。なぜだかわからないけどやたら気が合う(笑)が。ホセルイスさんもブルーノも言語の違いを飛び越えて気軽に話せる人なので、そこで近くのテーブルから皆イスだけ持ってきて車座になり、その場にいた他の作家さんたちと楽しい時間を過ごす。
そのとき隣に座っていたのが、やっぱり同じく少年少女向けにノミネートされた『L’île de Puki』のDANJOUさんとDJETさん。不思議な偶然で、この日実は同じホテルに泊まっていて、
朝1人であさめし食べてたらこの2人と会っていたのです。「あれ?今朝会いましたよね?」
「そうそう、朝同じホテルだったんだよ!」って感じで話が弾み、なんかしかも私の事を知ってたらしく、「あなたの作品のファンなんだ!」と言われてなんか嬉しくなる(笑。
DANJOUさんと話しているうちに、むこうはこちらにフランス語で話しかけ、こちらはソレに英語で応える、という不思議な会話に(笑(私は簡単なフランス語なら聞き取れるものの、とっさにしゃべる時フランス語がなかなかでてこない、ってレベルなので、自然にそうなった)。フランスにも日本にも、漫画界には似たような問題があるんだね、なんて話を。

それぞれ持っていたお酒がきれたので、さすがに解散。ブルーノに誘われて、ホセルイスさんとブルーノのマルセイユ友達とバーに行く事に。なったはいいものの。
中庭からホテルの出口に結構大きめのバーがありまして。いろんな会場でパーティが終った作家さんや業界関係者さん達がそこでみんなして二次会を。
「なんだこりゃ?」ってくらいの人数。懐かしい顔がたくさんいて、フランスに住んでいてもなかなか会えないような人達がそこら中に。「おひさしぶり!」の挨拶をしていると、隣でブルーノが「出られないんだ、このホテルは。このバーを越えるのが最大の難関なんだ」とつぶやく。ホントにその後、まだまだ知人は少ないものの、業界関係者の人たちに挨拶しまくったり、その場の流れで新しい人を紹介されたり、「ホントに出れねえ(笑」となっていると、やっぱり同じアトリエではたらくトマがビールをおごってくれた。そうなったらもう、ビール飲むまで出られないじゃん?

どんくらい挨拶地獄が過ぎたか。なんか分けわからなくなった頃に、ホセルイスさんの救出を諦め、やっとブルーノと2人でホテル脱出。「ホセルイスは…助けられなかった」とブルーノがつぶやいたのが印象に残っている(笑。

バーでやっと落ち着いて歓談し、気がついたらもう3時。翌日10時からサイン会ですよ?
へっとへとでホテルに戻ったのでした。

で、翌日。
朝からサイン会。会場がひらくまえに入場。フランス人が会場前に列つくってるよ!?デモ以外でフランス人が並ぶの見たのはじめてかもしれん。
みなもと太郎先生のスピーチを聞きに行きたかったけど、結局サイン会が時間いっぱいおわらず行けず仕舞い。残念。
サイン会はとどこおりなく終了。その後、またインタビュー。新聞と聞いてたけど、なんかビデオカメラ出てきた。映像でのインタビューはやたら緊張する。
普段聞き取れるレベルのフランス語も、英語すらもまったく出てこなくなる(笑。
失敗したなあ、もっといい事言えばよかった、と、軽く後悔。
インタビューの合間に「賞がとれなくても第一巻がノミネートされるのは凄くいい事なんだ。今後の注目度がぜんぜんちがうからね」なんてありがたい話をして頂く。

で、帰りの電車が来る前にちょっと外れた郊外で、子供を相手になにか催す、とだけきかされてアングレームの専用ハイヤー(!)にのって郊外のイベント会場へ。
「何するんだべ」と思っていると、車座になった数十人の子供達を前に、漫画教室みたいのが始まる。MCまでいる。「まずはオオシマに、子供でも簡単にかけそうなシンプルな絵のお手本をかいてもらおう。」「ジャンダビッド、日本語でボンクワージュはなんて言うんだい?」「ガンバレ、だ。」「よーし、じゃあみんなでオオシマに「ガンバレ」だ!」そんなノリで、数十人の子供達の日本語での「ガンバレ!!」の大合唱のなか、1人ホワイトボード的なものに絵を描かされる。殺す気か。カイジだったらぐにゃーってなってる。

なんとかそつなくこなし、「じゃあ最後に何か日本のキャラクターをかいてもらおう!何がいいかな?」で、子供達、「ナルト!!ナルトがいい!」
かいた事ねーよ!!
ご丁寧にもMCの人がどこからかナルトのお手本を持ってくる。いきなりぶっつけで初ナルト。こんなのアカギでもぐにゃーってなる。オレ、ヒロユキだぞ(笑。

かいてる間はやっぱりお話はジャンダビッドに丸投げ(笑。しらねーよナルト。
読んだ事も実はない。どうしよう。なにさ。なんなのさ。

そこでここ数日一番の奇跡。僥倖。なんかものすごくうまくナルト描けちゃった(笑。
子供達から大喝采。漫画教室が終ると、子供達がまわりに集まってきて、Tシャツにサインをせがまれたり、わざわざ持ってきてくれていた私らの本にさいんをせがまれたり。まわりを取り囲まれてのサインなんて初めてで、Tシャツにサインなんてのも初めてで、軽く芸能人気分。
帰りの電車の時間がせまってしまい、2、3人かけない子がでてしまった。一番の心残り。

そんな感じで帰宅したわけです。本祭は土日も行われるそうですが、さらに身動きとれないくらいの人出になるとか。
次があれば是非今度はフルで参加したいなー、と思えるくらい本当にいろいろな経験ができました。
本当に楽しかった。日本で漫画家を続けていても一生味わえない経験だったんじゃないだろうか。直接ファンの人達を自分の目で目の当たりにできるなんてまずサイン会くらいしかないだろうし、食事会や漫画教室など、サイン会以上の密度でファンの方々とふれあえる。
自分にはこんなにファンがいてくれたのか、と目頭があつくなったりしたこともしばしば。
びっくりするぐらいのエネルギーをもらえたのです。
なんども追いつめられたものの、ずっとニコニコしながらサインかいてたんじゃないかな。

アングレーム、とにかくヘトヘトになったもののすっごく楽しいお祭りだったのです。

追伸。
あのスケジュールと人ごみででエンキビラル探すのとかムリでした。ムリ。絶対ムリ。
ピンポイントで一般参加しないとムリだと思われます(笑。

というわけで、なっげえ日記になった、「アングレームの実態、その光と闇」の回を終らせて頂きます。

2012年1月26日 (木)

アングレームにおりまする。

アングレームのホテルから。
二時間程前につきました。賞の発表等はまだなんだけど、
せっかくなのでお祭りの雰囲気を楽しむためにジャンダビッドと共に前乗り。

ついてみるとホントに街をあげてのお祭りなんだな、とわかります。
そこら中に漫画祭の看板や垂れ幕がさがっていて、街もスーツケース転がす
観光客でいっぱい。いろんなとこでいろんな言語が飛び交ってます。
どこのお店にも祭りのポスターがはってあって、
お土産屋さんのチョコレートがフキダシの形になってたり、
まあいろいろかき出すときりがない。たのしい。

ホテルについてから、出版社の食事会まで時間があったので、
すでに暗くなってたんだけど街のお祭り気分にうかれて街を1人で散歩してみました。

迷子になりました。
泣きそうになりながら帰り道さがしてやっとついさっきホテルに戻ってきたとこです。
海外の知らない街で迷子とかマジこえーよw

2011年12月 9日 (金)

後だし情報とコメント返し

コメントやっぱり返せないみたいですな。
海外からのかき込みをはじいてるっぽい。うーん。仕方無いか。

アングレーム公式サイトに情報のりました。イェイ。

http://www.bdangouleme.com/

ここのページ中程、左側、数秒置きに切り替わる

Sélection Jeunesse 2012

の欄に我々の作品がのってますよ!ほほほ。

●カズキさん
ご無沙汰しています、そしてありがとうございます。
3年かあ。早いもんです。3年でやっとここまでたどり着いた、というか、
まさかここまで来れるとは、というか。
正直ノミネートされるなんて頭にもなかったですから、
選ばれた旨の連絡もらったときは、「あ、やべ、原稿の催促かしら」って思ったくらいです(笑。

●NALさん
ご無沙汰してます。
賞がどうなるのか、誰が有力なのか私には情報が少なくてまったくわかりません(笑。
でもとりあえずまだ見た事のないフランスの街を見に行ける事は確定したので
楽しんできます。

●白狼さん
生きてましたよ〜(笑。
ビッグになったのかなあ。今の所はまだなにも売れてなかった時期とかわらない生活なもんで実感はまだぜんぜんないっす。
あ、でも少なくとも腹とおでこは三年前よりビッグになったよ(笑。

本番は来年の一月末です。
とはいえもうこっち側はなにもできないから、それまで今まで通り頑張って仕事しますか。
よし!

2011年12月 7日 (水)

アングレームに選ばれた!

ええと。何年ぶり(笑?

なんかそうですね、ビザどうしようとか言ってるからほぼ3年ぶりですかな。
データ消されてなくて良かったよ。ログインできるかドキドキした(笑。
生きてた!生きてるよ俺!
まだフランスにいるんだよ実は!

本題です。
アングレーム国際漫画祭に私とジャンダビットモルヴァンの作品『CrimeSchool』がノミネートされまったよ!!
アングレーム国際漫画祭ってあんまり日本の一般人の方は知らないと思いますが、
「漫画のカンヌ映画祭」なんて呼ばれる事もあるという、こちらでは一番でかい漫画祭です。
アングレームというフランスの街をあげて一月末頃、数日間続くお祭りなのです。
フランスのお祭りなのでもちろんバンドデシネが賞を得る事が多いのですが、
ここ数十年の漫画ブームで日本からもちょくちょく受賞者がでてたりするのです。
まあ詳しく知りたい方は検索してみてください。

まだ賞まで届くかどうかなんてわかりませんが、ぽっと出のバンドデシネ一年生、
しかも彼らから見たら外国人の作家がノミネートされるなんて…。

お れ す げ え な あ ! ! ほ め て く れ ! !

ちなみにFさン。
他のノミネート作品の中にエンキビラル入ってました。
マジで会えるかもです。
マジでサインもらえるかもです(笑!

まーね。未だに今月の家賃とかでヒーヒー言ってる生活は変わってないんですけどね。
ええ。はい。

2009年1月 6日 (火)

ふひぃ

あ、あけましておめでとうござんす。

とりあえず、ご報告。デリケートな問題も含んでそうなので詳しい事はかけませんが、滞在許可の件で第一関門を突破しました。まだまだ油断できる状況でもありませんが、今後やるべき事も具体的になってきたので、とりあえず無闇な不安からは解放されることになったとです。完全に安心できる状況ではござんせんが、ずいぶん気持ちが楽になったのは確かです。ご協力くださったみなさんどもです。

具体的な事に関しては、一通り事が済んでからということで。

さあ、がんばらなくっちゃなぁ!

●白狼さん

場所は離れましたが、地位はたいしてかわってないっすよ(笑。あいかわらず底辺をずるずる這いずり回ってます。まだBDも出版されたわけじゃないし、まだまだどうなるかわかりません。子供の頃からまわりから「落ち着きのない子だ!」と怒られていましたが、まさかこの年になってもさっぱり落ち着かないとは、自分でも考えてませんでしたな(笑。よくわかりませんが、まだしばらくは落ち着こうとも考えてないのでこのままソワソワ頑張るつもりです。お互いがんばりましょう!
あ、Mさん今日本行ってますよ(笑。今度機会があったら伝えときます。

2008年11月21日 (金)

ランスに帰りましたよ

ブリュッセルで風邪引いた。
すっごい寒かったですよ。ブリュッセル。一週間強のうち、5日6日ほどは雨だったんじゃないかしら。雨の多い土地なのだそうです。
ランスも雨が多いけど、ブリュッセルほどじゃないなあ。しかも戻ったとたん、「あ、あったかい」って思ったから、少なくとも体感温度はかなり違う感じでした。でもいろいろ面白かったよ。

で、このブリュッセル滞在中に問題が起こりますた。朕がビザについて根本的に勘違いしていた事が発覚。このままだと年内か年明けには日本に帰らなくてはいけない事になったのです。これでかなり心がまいっていたのと、風邪とのダブルパンチでかなり心がやられてしまい、少しパニクってました。友人数人にも無茶なお願いしたりして、かなり反省しています。すいませんでした。

今はなんとか方法が見つかりつつあるところです。これでカンペキ、とまで行かないけど、日本に帰らなくてすむ方法を自分でもいろいろ調べたり、フランスの方々も協力を約束してくれて、なんとかその方法を実現させるために頑張っています。フランスの出版社の方々まで協力してくれるそうだから、多分なんとかなりそうな感じ。おかげで心も落ち着いて来ています。

具体的な事はちょっと複雑なので、かくのをさけますが、滞在許可証をゲットする為の新しい試練がはじまりましたよー、という話。なんというか、自分のせいなんだけど、よくもまあ次から次へと面白い事がおこるもんだ。はやく落ち着いて仕事したい(笑。

迷惑をかけた数人の友人達、本当にごめんね。とりあえず光は見えてきました。頑張りマース!

で、コメントを返せないのでついでにコメント返し。
●おくべさん
弁理士試験最終合格、本当におめでとう!がんばってな!!目標に確実に向かっている君の事を、マジですごいと思います。おめでとう!

●NALさん
風情のある町並みは、本当にすごいです。フランス、ベルギーはアールヌーボーやアールデコが特徴的なんですが、それでも国によって、まるで違った雰囲気があります。町並みみるだけでたのしいもんだから、散歩が趣味になりますたよ(笑。絵に描け、って言われても断固として断りますが。鬼のようにめんどくさそうなんだもん。
電車についてはあまり興味がないもんでわかりませんが、TGVとパリの地下鉄は一人でなんとか乗れるようになりました(笑。

こんな感じー。しばらくばたばたしそうなので更新は減りますが。なんとかなったら報告しマース!

«ブリュッセルからぼんそわーる